鼻・のどの治療
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などにより鼻粘膜のむくみや鼻汁の貯留が生じ耳管機能が低下することで生じやすいと言われております。鼻やのどの状態を定期的に観察・治療し、耳管機能を良好に保つことで改善を目指します。
鼓膜切開・穿刺
中耳内に溜まった液を排出させるため、鼓膜を切開して治療します。切開後の鼓膜の穴は、1~2週間程度で自然閉塞することが多いです。何度も鼓膜切開しても再発する場合は、鼓膜へチューブを穿刺してその状態で留置します。中耳内の換気を良好にし、液が溜まらないようにすることで治療します。
内服
滲出性中耳炎の患者さんの中には、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など鼻の疾患を併発しているケースがあるため、周辺器官を治療する目的でお薬が処方されます。